【 #勉強会 】AWS勉強会に参加しました【 #AWS講師研修 】
最終更新:2021年03月22日 04時35分94秒(初公開:2021年03月22日 04時35分94秒)
昨今ITスクールでも環境構築にクラウドサービス(有料)をカリキュラムに組み込むケースが増えてきています。
本日はクラウドサービスのうち、AWS(Amazon Web Service)を使った講習の研修に参加しました。
さすがに内容は明かせないですが、受けた内容へのちょっとしたフィードバックとともに、備忘録をまとめてます。
なぜAWSを勉強するのか?
AWSに限った話ではなく、
- どんなものか説明できる
- どうやって使うのか分かる
事が大事で、スキルを高めたいなら掘り下げて使い方を教えるレベルは必要。
クラウドは高いの?
使用用途さえきちんと見積もれれば問題ない。
たとえば単純にスペックが必要かどうか。これは最小限で設定される事が多いが、
次にコストカットができるのは24時間動き続ける必要があるかどうか。
大体の場合、一度起動するだけで1時間分の料金は取られるので、最小単位を1時間としていつまで使うのか、どれだけ使うのか検証するとよい。
(スケーリング)
クラウドのサービスの種類
オンプレミス
(クラウドではないですが、基礎知識なので入れておきます)
Iaas(アイアース)
サーバーだけを貸し出すもの。土地を借りるイメージ。
ECにOSとか入れていくのがこれ。
Paas(パース)
サーバーにOSやミドルウェアまで入れているので、アプリケーション開発に全力を注げる。部屋を借りるイメージ。
VPSとかはこの辺りのイメージ。
Saas(サース)
データだけを入れておけばよいもの。マンスリーを借りるイメージ。
AmazonPhotoやGoogleDriveなんかはこれ。
サーバーレスの誤解
ユーザーがサーバー周りを気にしなくても(サーバーを契約しなくても)良いという意味で、サーバーがないシステムではない。
たとえばJAMStackなどは静的サイトジェネレーターが作成したhtmlファイルをアップロードすれば一般公開ができるが、ファイルにアクセスするためにWebサーバーは裏側にいるため、サーバーがないわけではない。
ハンズオン:AWSのIAMを使ってユーザーにアクセス権限を付与する
AWSのセキュリティ・ネットワーク
AWSの設定が複雑なのはセキュリティに対応するために必要な内容だからです。
逐一設定やカスタマイズができることは、初心者にとって非常に負荷の高い作業を強いることになります。
たとえば、ネットワークやセキュリティの知識がなければAWSの設定は意味がわからないからです。
逆にいうと、こういった内容を知っていなければ(オンプレミス・クラウド問わず)インフラ構築はできないということです。
アプリケーションエンジニアの方はIaasではなくPaasを使う事が大半であるはずなので、あまり縁のない話かもしれませんが、逆にアプリケーションからインフラに寄せたいなら、いきなりIaasを触ると非常にややこしい思いをすることになります。
今はAWSの話をしているのでAWSでどうやって設定すればよいか?という部分にフォーカスしていますが、これがGCPなりMicrosoft Azureなりなど色々ありますので、それらのサービスでどこを見れば設定できるか?という話も待っています。
メモ
テキストの図解いいですね。見ただけで何をやろうとしているのか分かるテキストは優良です。
ハンズオン:AWSのEC2を使ってホスティングする
EC2を起動するので有料です。無料枠で作る事もできますが、ずっと無料というわけには行きません。
有料ながら安く済ませるなら1時間以内に終わらせる努力が必要です。
今回はEC2に入ってindex.htmlを書き換えて保存する、というシンプルな作業を実施しました。
もちろん、作業後はECを停止・終了・削除をお忘れなく。