【 #受動型 】今からプログラムを勉強するなら何をすればいい?最短で確実にプログラマーになる方法を現役プログラミングスクール講師がガチで考えます。【 #サーヴァント型 】
最終更新:2021年02月18日 11時22分60秒(初公開:2021年02月18日 11時22分60秒)
最短で確実にプログラマーになりたいなら、プログラミングの勉強よりプログラマーの内定を取ることです。
結論から言うと「プログラミングを学び進めると必ず何かしらの予期できない障害にぶち当たる」ので、独学でやって失敗するより外部からプログラミングを学べる環境を持ってきたほうがいいです。
ここでいう独学とは、一つの会社にとどまってコードを書き続ける事も指しますので、実務で頑張っている人も要注意です。
対象者
- これからプログラミングを勉強しようと考えている人
- プログラミングスクール出身または高校・大学でプログラミングを専攻していた人
- 実務でプログラムを書いている人
独学の何が問題か?
- 自分で気付ける範囲はあくまで自分の知識の内でしかないので、知識の外にあるもの(ほとんど)について考慮できない
- 自力で出来る課題しか完了できない。自力だけで出来ない課題をフォローしてもらう事ができないため、レベルアップが遅れるか挫折しやすくなる。
- 自分以外の目がない環境だと課題への考え方や対応がおざなりになりやすい
これら3つが大きな要因として考えられますが、個別のケースはあるので必ずしもこの限りではありません。
独学でもこれらの問題は解決できる人もいますので、あくまでも「傾向としてより効果が高くなる」という程度で考えておくのがベターです。
プログラミングスクールやメンターを契約するリスク
シンプルに費用がかかります。
契約後出ないと見れないシステムやサービスも多いため、中身の分からないものに対してコストを掛ける事自体がリスクと言い換える事もできます。
ひどい場合は、個人指導だと思っていたらオンラインサロンのような場所に招待されて対談や相談は即日あるいは即週とあり、リアルタイムではない場合が考えられます。
他の人を対応しているのでちょっと待ってほしい、なんて言われたらお金を払っている側の立場からすると「ふざけるな」
となりますよね。
これはプログラミングスクールやメンター共通して起こります。
特にプログラミングスクールは大体の場合、質の高い講師=忙しいので待たされるのが蔓延しています。
誰でもいいから聞く、という対応ができればいいんですが、初期の座学のような内容ならまだしも実践課題にこれはできないです。
メンターの場合は、メンターとツーマンセル・ペアプログラミングの機会があるのかどうかを確認しましょう。
オンラインサロンをやっているような場合、こういった一人だけに稼働を取られるような対応はまず絶望的です。
人を頼らないで独学で学びたい
私個人の意見として、この考え方を尊重したいです。
教える役と教わる側で分けるとティーチング・コーチングの話になりますが、リーダー(サーヴァント型・支援者)とメンバーの関係の方がITプロダクト開発はうまくいくことが多いです。
リーダーが引っ張っていくのではなく、それぞれのメンバーが主張した事をリーダーが最大限できるように配慮・調整するというアプローチです。
なので、私個人の意見としてもメンターではなくサーヴァントでありたいと思います。
「○○したいんだけどどんな方法がありますか?」と聞いてもらえると解決方法を一緒に考えて提案しますが、
「○○が分かりません」と言われると結局何がしたいんだっけ?というのが分からないので、助けるのが大変です。
サーヴァント型の文化
NPO法人 日本サーバント・リーダーシップ協会が詳しいですが、
- リーダーは人に尽くす
- メンバーは自分のやりたい事に全力で集中できる
- 成果が上がる
です。
これは、それぞれのメンバーが自分のやりたい事が明確である必要があります。
プログラミングスクールの例でいうと「ただ漠然とプログラムを勉強しに来ました」と言われると辛いので、「○○したいのでプログラミングを勉強します」という方が色々とサポートがしやすいのです。
違いは「やりたい事が具体的になっているかどうか」です。
- 自分自身がどのフェーズにいるのか
- メンター(プログラミングスクール)がどういう場所なのか
両方を理解してはじめて価値の高い勉強に取り組むことが出来ます。
リーダーシップの勘違い
乱暴なタイトルをつけましたが、自分にとってリーダーシップとは何かを考えてみるという事も大事です。
自分に合っている、というのは自分と同じタイプのメンターという意味ではありません。
自身の性格やスキル、勉強スタイルも考えてみると良いでしょう。
チームを引っ張るだけがリーダーではありません。
サーヴァント型のようなタイプは、引っ張るのではなく引き出すに特化しますので、自主的に何かをやっていこうとする人にはとても居心地の良い環境や体験を提供できます。
また、従来型の引っ張っていくタイプのリーダーは指針を示してくれます。
奇しくも、私は両方の経験と知見がありますので、最初のお打ち合わせの時にどのような勉強方法が合っているか分析してカリキュラムを考えるようにしています。
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